旧岩崎邸庭園のライトアップイベントがあるとのことで、行ってきました。
旧岩崎邸庭園は、湯島駅から歩いてすぐです。到着すると、石垣や門構えが立派です。当日は、イベントもあったせいか、夜まで100人ぐらいいたのではないかという賑わいでした。しかし、広大な敷地なので、100人いてもゆったりと風景を味わえました。
洋館・ビリヤード室・和館、大きな庭園がありますが、現在、一番大きく聳え立っているのが洋館です。明治29年(1896年)に建築。施主は、岩崎久彌。設計は、ジョサイヤ・コンドル。英国ジャコビアン様式、ルネサンス、イスラム風のモティーフなどが贅沢に使われており、客人を招く役割をしていたそうです。
建物の裏に回ると、表のような荘厳な雰囲気とは、一味ちがったやさしい顔を見せる。サンルーム側の中心は婦人客室になっていて、出窓の美しい部屋に泊ったご婦人はラッキーでしょう。紳士的な計らいも感じさせるコンドル設計の間取りでした。台風の前でしたが、館内リコーダーとヴィオラのコンサートや、2日限定の日没後のライトアップを堪能することができました。洋館を、昼間に見るのと夜に見るのとでは、大分趣が変わり、ロマンチック&ミステリアスな雰囲気でしたね。
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