師の紹介で、ABLE 2015 Summer 『ART IN COMMUNITY 学び続け変わり続ける社会をつくるアート』イベントを観てきました。株式会社内田洋行東京本社 ユビキタス共創広場 CANVASにて。
コミュニティを活性化する「パブリックアート」について、人々の感性と意識をゆさぶり、社会を変えるきっかけをつくるアートの実例と方法論を聞いてきました。
http://able2015summer.peatix.com/
登壇者は、舞台芸術家から認知心理学者まで、公共におけるアート教育の要素を聞いてきました。
・市川 力(探究プロデューサー・東京コミュニティスクール・ABLE主宰者)
印象に残ったお話pickup
- プロ、アマに関わらず、アートに縁のない地域の人でも。想像力や好奇心を高めることは、人生に役立つ。
- 1人で考えるより、複数人の頭でつくるほうがいい(コラボ)
- 言葉が通じない国同士でも、絵で通じあえる
- 人の心をハッピーにするも、砕くにしても、快感、不快感、心をゆさぶる表現はすばらしい
- アーティストのこだわりは様々。素材中心、ストーリー中心。
- アートの教育をする時、テクニックは重視しない
- 一見必要なさそうな、公共のオブジェのまわりは、時を経て皆のコミュニケーションの場になりうる。
- アメリカでは、建物の1%はアートの要素をとりいれる決まりごとがあるらしい。
- ソーシャルイノベーション。自分事を他人事→社会事から自分事へ。公共と思っていたものを解体し、自分にとっての新しい意味を探る。経済性でなく、感性的なことから、規範にとらわれない価値を見出す。EX.心臓の鼓動を相手に聞かせる
- 実際の触角と、普段認知している触角は異なり、部位によって鋭さがちがう。特に口もとの感覚は鋭い。
- 日本もアメリカも、コマーシャルによってアーティストが左右されがちだが、それだけに支配されず、市民がボトムップする力が大切
Claes Oldenburg
以下、登壇者のいくつかの展示一部
パブリックアートの影響力って、生活の中で、じわじわ感じるものなのかもしれませんね。
私は、八公像前で待ち合わせ~、新宿のLOVE像見てちゃんと愛してる?が思い浮かびます。
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