2019年、2度も大きな台風がやってきました。幸い最高でも40m/s最大風速だったので窓は割れませんでした。しかし、窓が割れていまの部屋のものが飛んだらどのようなことになるだろうかと考えると恐ろしい。
なぜかというと、私の持ち物は多い上に、描いたりつくったりする材料や工具が常にあるからです。普段、ものを作っているときに手近に工具がないと効率が悪くて困りますが、非常時にはどうなるでしょうか。。。と考えた日でした。
「質量のあるモノは、すべては凶器になりうる。」
ここで、モノが出来る根本に立ち返ります。現代のモノは売られる前に、すべて目的をもちデザインされています。何のために使えるのか、どう活用するものなのか想定されています。そこで、店頭でモノを手に取った瞬間に、そのモノの未来を予想することが大切になると考えます。
- 何のために使うのか(目的)
- 自分のために何をしてくれるか、効率が3倍上がるだろうか(恩恵)
- どれだけの時間、恩恵を自分にもたらしてくれるのだろうか(期限)
- 費用対効果は(効能)
- 今あるモノでも代用できないか(存在)
- おちついて収まってくれる場所はあるか。角などが危なくないか(収納)
- 好きか、美しいか、かっこいいか等、身近にあってグっとくるものなのか(精神)
今回の台風は、角が危ないものはとりあえずハコにいれたり、当て布をしたりの応急処置をしましたが、ひとつひとつの未来を考えて収まり先をしっかりしてあげたいなと思いました。そのためにも、まず消費期限のきれたものは、過去に何をもたらしてくれたのかを思いながらお別れをしています。
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