能面と能装束-展示を見る

「能面と能装束」
三井記念美術館に行ってきました。

翁の面からはじまり、神様、男女、不動、盤若、幽霊など、一通りの能面が、揃ってました。

ガラスの板に掛けてある能面は、裏まで、見ることが出来て、美しいディスプレイ。360度回って見ると、一つの面は、多彩な表情でした。横顔が観れたのは貴重で、角度によって表情が変わるので、なんだか、実際に生きている気がしました。

中でも、早世した妻を彫った、「オモカゲ」という面は、とてもやわらかい表情で作者をいつまでも見守っているようで、胸があつくなりました。

能装束や歌舞伎の衣装も、展示されて、見事な織物。

歌舞伎は何度か観に行った事がありますが、能は実際に観た事が無いので、機会があれば是非行ってみたいです。

昔、祖父母の寝室に、盤若の能面がありました。嫉妬や恨みの篭る鬼女という通り、恐ろしい顔をしています。どうして寝室に飾っているのか、よくわかりませんでしたが、夜中、目が合うのを避けたかったです(笑)


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ヨメ入りパック

10代の頃の落書きだろうか。 水がかかるとふやけるアンパンマンと、私が大切にしている犬のぬいぐるみバリウムくん そして…ヨメに行く気があったのか(謎) ヨメに行っても行かなくてもフェイシャルケアは必要ですよーと同時の私に行ってあげたいw